日本共産党の志位和夫議長、田村智子委員長ら4役と、日本民主青年同盟(民青)の西川龍平委員長ら中央常任委員は16日、党本部で、党大会、民青全国大会で選出された新体制となって初めて懇談しました。新入生歓迎期間の4月27日に志位氏を講師に、党大会で新しく発展した社会主義・共産主義論をテーマにオンライン学習企画を開催することを話し合いました。
西川氏は、2大会連続で年間拡大目標を達成したと強調。次回大会までの同盟員3000人拡大目標に向け、学生新歓で1500人の目標を掲げ、毎月前進を続けていると述べました。
青年との対話の特徴として「財界中心」「アメリカいいなり」という「二つの異常」が共感を呼び、政治不信、自民党裏金問題への怒りが起こるもと、社会について学び変えようという民青の訴えが昨年以上に青年に届いていると述べました。
民青の役員を先頭に拡大行動に足を踏み出す経験も全国で生まれ、若者憲法集会実行委員会が呼びかける「敵基地攻撃能力保有・大軍拡に反対する青年の草の根ネットワーク運動」が全国161の地域・職場・学園につくられたと報告。「大きな闘いを通じて民青を大きくしていきたい」と語りました。
中山歩美副委員長は「『二つの異常』を学ぼう、変えようと行動できる民青の魅力が加盟につながっています」と話しました。
志位氏は、日本の青年は「二つの異常」と長時間労働や貧困・格差など資本主義の矛盾を二重に体験していると指摘。「民青はこの両方に回答を持っています。二重に語れるようになれば大きな力になります」と強調しました。
田村氏は、民青の前進に学びながら党勢拡大に取り組む決意を強調。「いま主体的にも客観的にも日本共産党が前進できる歴史的到達点にいます。日本共産党の名前が輝き、前進できる時代になっています。これからも互いに力を合わせたい」と述べました。
2024年2月17日(土) しんぶん赤旗