日本共産党の田村智子委員長のインタビュー記事が、NHKのウェブサイト「政治マガジン」に掲載されました。記事は「共産党初の女性委員長 難局にどう臨む」と題して掲載。冒頭で委員長就任の経緯を紹介し、「102年の歴史の中で初めて女性が委員長になるのは、党にとって歴史的な出来事なんだという感動を覚えていた」と田村氏の言葉を伝えています。
田村氏は党員数減少について問われ、1990年代に党員拡大の努力が弱まっていたことを率直に説明。その上で、発達した資本主義の国である日本での社会主義への展望をもっと押し出していきたいとして、「今の資本主義が気候危機や貧富の格差、長時間労働など人間の自由を奪っている。資本主義の害悪を乗り越えて実現する社会は、人間や環境の犠牲を生まず、さらに人間の内面が豊かに発達する社会になると党大会でも打ち出した。これはすごく魅力になると思う」と語っています。
田村氏が2人の子どもを育てながら党の活動に取り組んできたことに触れ、「女性のエンパワーメント(力の発揮)」という言葉に注目。「(委員長として)若い人や女性の力をもっと生かしていけるような党に改革していかなければならない」との田村氏の決意も引用しています。
2024年2月14日(水) しんぶん赤旗
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