活動報告

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いのちまもる総行動/医療・介護・福祉予算増を/東京・日比谷野音

 国に対して医療・介護・福祉の予算増額を求める「いのちまもる総行動」が19日、東京・日比谷野外音楽堂で行われました。医療団体、労働組合でつくる実行委員会が主催し、オンラインを合わせて3100人(主催者発表)が参加。「賃金を大幅に引き上げろ」「健康保険証をなくすな」「戦争する国づくり反対」と銀座をパレードしました。

 主催者あいさつで佐々木悦子日本医労連委員長は、人員不足で現場の働き方が厳しくなるなか、岸田政権の医療・介護規制緩和策は許せないと指摘。「ご一緒に医療・社会保障の拡充で命と人権を守る政治への転換を求めよう」と訴えました。

 福祉保育労群馬支部の栁澤万里子さんは「保育士の賃金は全産業平均より月7万円も低く、自立して生活できません。軍事費を2倍にという政府に、財源を理由に賃上げ、増員できないと言われたくない」と強調。

 日本共産党の田村智子、倉林明子の両副委員長、吉良よし子参院議員、立憲民主党の国会議員が参加。田村氏は日本共産党の経済再生プランを紹介し「社会保障を充実させれば賃上げ、将来不安解消、経済を回すエンジンになる。大幅な予算増額が日本再生の道だとみなさんと声をあげ、政治を動かしたい」とあいさつしました。

 「ザ・ニュースペーパー」のコント、日本医師会、日本歯科医師会のメッセージ紹介がありました。集会後、厚生労働省に要請しました。

 岡山市から参加した看護師安福翔輝さん(26)は「重症の患者にコロナをうつさないよう対策をしてきました。仕事に見合った賃金が必要です」と話しました。


2023年10月20日(金) しんぶん赤旗


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