日本共産党の田村智子副委員長・参院議員(衆院東京比例候補)と、東京・千代田地区委員会は13日、上智大学門前で宣伝し、署名「高等教育の無償化へ緊急の対策を求めます」を呼びかけました。ただちに学費半額と入学金をゼロにするとともに、奨学金を給付中心にし、奨学金返済の半額免除を求める共産党の政策を訴え、プラスターが大きな注目を集める中で、大学生が足を止めて署名し、昼食をとりながら演説に聞き入る学生もいました。
署名した大学1年生の女性2人組は、「いま奨学金を申請中です。留学したいと考えているので無償化はとても助かります」「お金に関係なくみんなが教育を受けられるように、国が手助けしてほしい」と話しました。
同大学に勤める非常勤講師は、「日本の学費は高すぎる。せっかく進学してもバイトばかりという人もいる」と話し、署名しました。
田村氏は、今の日本の大学授業料は高すぎるとして、この50年間で国立大の学費は50倍、私立大は10倍となったと告発。日本共産党は、学費値上げに反対し、高等教育無償化の実現に奮闘してきたと強調しました。
「学費値上げを進め、払えなければ奨学金という借金を学生に負わせる。日本は世界でも異常です。大企業優遇の税制を正せば財源はあります」と訴え。署名への協力を呼びかけるとともに、「来たる総選挙で共産党を伸ばして、党の提案を実現させてほしい」と語りました。
2023年7月14日(金) しんぶん赤旗
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