解散・総選挙含みのなか、日本共産党北海道委員会は２日、ＪＲ札幌駅前で田村智子副委員長・参院議員を迎えた演説会を行いました。田村氏は「現職のときは党議員団の論戦の柱として大奮闘し、いま道内を道民の要求を聞いて駆け回っている、はたやまさんを国会へ。『比例は共産党』と広げ、新しい政治の流れをつくり出そう」と力を込め、はたやま和也衆院北海道比例候補＝元＝の議席奪還を訴えました。駅前を埋めた聴衆から大きな拍手が響きました。

　田村氏は、自民・公明だけでなく、日本維新の会、国民民主党が岸田政権の応援団となって、軍事費２倍化やマイナ保険証の押し付けを強行する異常な国会を告発し、国民の声が届く国会にしようと呼びかけました。また「大胆に増やすべきは軍事費ではなく暮らしの予算だ」と共産党の改革の提案を語り、「アメリカいいなり」「大企業優先」の政治をただす共産党を伸ばしてほしいと訴えました。

　はたやま氏は、現職時、北海道の農林漁業を守れと迫り、千島領土問題で当時の安倍晋三首相と論戦し、北海道の困難の解決の先頭に立ってきた実績を紹介。「岸田政権の大軍拡・大増税をストップする北海道からの議席を奪還し、道民の声を国会に届けます」と決意を表明しました。

2023年7月3日(月) しんぶん赤旗