活動報告

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田村副委員長、ベトナム共産党理論誌副編集長と会談

 日本共産党の田村智子副委員長は5日、党本部で、日本共産党との協力促進を目的に訪れたベトナム共産党政治理論誌『タップチー・コンサン(雑誌共産)』のブ・チョン・ラム副編集長ら一行と会談しました。

 田村氏は、この間、両党の友好・協力関係がアジアと世界の平和のための連携などの諸分野で有意義に発展していることを指摘し、理論交流などでのコンサン誌の貢献に感謝の意を表明。同誌側の要望に応えて、理論問題や政治問題で同誌との交流を強めていきたいとのべました。

 田村氏は、核兵器廃絶の問題をめぐる主要7カ国(G7)広島サミットについての日本共産党の立場、外交ビジョンや日中関係打開のための提言などを説明。軍事ブロックの強化ではなく、地域平和のために包摂的な外交を重視していると紹介しました。

 ラム氏は、交流関係の強化について完全に一致すると応じ、近代的な生産力を持つ先進国への発展を目指すベトナムの目標や、ベトナム共産党の社会主義の過渡期についての考えを紹介しました。

 会談では山口富男・党社会科学研究所副所長が、コンサン誌側の質問に答え、マルクスの資本主義分析や社会主義の生命力について発言。盛美彰『前衛』編集長が、諸問題の本質的な解明や科学的社会主義の理論の普及など、日本共産党の政治理論誌の編集で重視している点を紹介しました。会談には田川実国際委員会事務局長が同席しました。

 一行は同日、『前衛』編集部と「しんぶん赤旗」編集局を見学し、小木曽陽司赤旗編集局長らと交流しました。


2023年6月7日(水) しんぶん赤旗


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