東京都足立区議選(21日投開票、定数45、立候補64人)が14日告示されました。日本共産党は、ぬかが和子(59)、はたの昭彦(60)、西の原えみ子(63)、山中ちえ子(54)、横田ゆう(62)、きたがわ秀和(54)=以上現=、小林ともよ(49)、西の原ゆま(30)=以上新=の8氏が立候補し、現有7議席からの増を目指します。(区長選も告示2面)
田村智子副委員長、吉良よし子参院議員、宮本徹衆院議員が応援に駆け付けました。田村氏は「候補者を選ぶ指標の一つは、物価高から暮らしを守る立場を貫くかどうかだ」と述べ、区民ら1万人の署名運動と連携して中学校給食の無償化を実現した実績を強調。さらに、予算の一部を組み替え、1807億円もの積立金の一部を活用し、23区で最も高い介護保険料や23年連続値上げの国民健康保険料の軽減、若者の家賃応援など暮らしを守る政策を紹介し、「暮らしを応援し安心できる社会保障をつくってこそ、経済も活性化できる」と述べました。
田村氏は「もう一つの指標は、岸田政権の大軍拡に立ち向かうかどうかだ」として、5年間に43兆円を増やし世界3位の軍事大国にする大軍拡は子育て施策と両立しないと指摘。戦争の心配のない日本をつくるには外交を進めるしかないと述べ、101年間反戦平和を貫く共産党の勝利をと訴えました。
演説を聞いた大滝啓子さん(71)は「70歳になる直前に、区が生きがい奨励金を廃止した。暮らしを支えてこそ経済の効果があるとの話はその通りだ」と話していました。
2023年5月16日(火) しんぶん赤旗
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