神奈川県知事選が告示された23日、「平和で明るい神奈川県政をつくる会」が擁立する岸牧子氏=無所属新、共産党・緑の党推薦=が横浜市中区の桜木町駅前で、「戦争か平和かの分岐点に立つ今、第2の基地県の神奈川県政を、国言いなりの知事に任せるわけにはいかない。私は誰一人戦争に行かせないことに全力を尽くす」と第一声を上げました。日本共産党の田村智子副委員長・参院議員が応援に駆け付け、「カジノを止めた神奈川県民の力を結集し、今度は岸牧子知事を誕生させ、古い政治を変えよう」と訴えました。
田村氏は、現職の黒岩祐治県政について、大企業誘致とリニア新幹線などの大型開発で経済を活性化しようとしているが、経済や産業はむしろ深刻な行き詰まりの状態だと説明し「企業のもうけを優先して利権にしがみつく古い政治を、市民と野党の力で変えていく時だ」と力説。古い政治の象徴が、横須賀市で新たに稼働予定の石炭火力発電所だと指摘し「石炭利権にしがみつくのをやめ、思い切って再エネ、省エネに投資する県に変えよう。若者といっしょに気候危機に真剣に向き合う岸牧子さんを押し上げよう」と話しました。
2023年3月24日(金) しんぶん赤旗
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