日本共産党の田村智子副委員長は18日、三重県四日市市と津市で演説に立ち、県議選の四日市市区(定数7)で山本りか県議の議席を絶対確保し、津市区(定数7)では新人の吉田あやか候補を議会に押し上げ、くらしと平和を守る複数議席の確保をと訴えました。
田村氏は岸田政権の大軍拡が暮らしも平和も脅かすことを、国会論戦を交えて告発。「憲法解釈を変えているのに、変えていないと言い張る、戦前の政治と同じではないか。反戦平和を貫く共産党を伸ばして、党に入っていただいて、大軍拡を止める統一地方選にしよう」と呼びかけました。
県政について田村氏は、2015年に県議会の議席を復活させた共産党が請願署名を提出し採択を求め、与党の妨害をはねのけ、子ども医療費窓口無料の拡大など県民要求で政治を動かしていることを紹介。議会で唯一、病床削減反対やリニア中央新幹線中止の論陣を張っているとして、「自治体は開発公社ではない。社会保障や教育を権利として住民を守ること、この立場に立つ党の議席を伸ばすために力を貸してほしい」と訴えました。
山本氏は40年前から党が住民と一緒に子ども医療費無料を前進させてきたとして、引き続き18歳までの無料をめざすと訴え。吉田氏は、ジェンダー平等はすべての人の命の問題だと述べ、議会から差別をなくす実践をつくっていきたいと話しました。四日市、鈴鹿両市議選、津市議補選の各候補が決意表明。演説会後の懇談会で2人が入党しました。
2023年3月19(日) しんぶん赤旗
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