来春の統一地方選に向け、長野県の日本共産党佐久地区委員会は10日、小諸市で演説会を開きました。田村智子副委員長・参院議員の演説ビデオを上映し、県議選佐久市・北佐久郡区(定数4)で前回惜敗した、ふじおか義英候補=前=の必勝で党の議席奪還、地方選候補全員勝利をと参加者は意気込みました。
臨時国会の報告で田村氏は、米国製の巡航ミサイル「トマホーク」の購入を検討するなど大軍拡を狙う岸田政権を批判。「相手国を壊滅できるミサイルを持っての外交など、憲法9条の禁じる『武力による威嚇』そのもの。断じて許されない」と訴えました。
田村氏は、大軍拡を「市民のくらしをつぶし、負担増を押し付ける亡国の政治」と強調。地方議会で学校給食無償化など住民の要望を届ける共産党の値打ちに触れ、統一地方選で「心一つに、社会保障充実、中小企業応援に頑張る共産党を伸ばそう」と呼びかけました。
ふじおか県議候補は「統一協会と地方政治の癒着や、野党の立場で県政にハッキリ物を言う日本共産党の議席を必ず奪還する決意です。平和と暮らしを守り抜くために再び全力、たたかい抜きます」と決意を語りました。
来年1月の小諸市議選をたたかう早川ひとし、掛川たける(オンライン参加)の両現職候補、中沢睦夫(軽井沢町)、村田桂子(立科町)、市川はる子(南牧村)の各現職候補が決意表明しました。
小諸市の年金生活の女性は「大軍拡の悪政で、民が滅びることがあってはならない」と話していました。
2022年12月11日(日) しんぶん赤旗
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