日本共産党の田村智子参院比例候補は23日、東京都渋谷・品川・大田各区と横浜市を駆け巡り、「共産党の躍進で、賃上げと家計を応援する政治をつくろう」と訴えました。
田村氏は、自公政権が軍事費2倍化に財源も示さず突っ走り、大企業・富裕層には減税してきた一方、消費税減税を拒否していることを批判。「世界90カ国以上が消費税減税に踏み出した。過去最高の内部留保をため込む大企業、富裕層に応分に税負担させれば、消費税減税をできないはずがない」と強調しました。
日本では小泉政権「構造改革」以降、大企業の人件費削減を応援し、賃金が上がらず、非正規雇用の割合が4割になっていると告発。
「中小企業を支援しながら最低賃金時給1500円を実現し、1日8時間働けば暮らせる社会にしよう。企業・団体献金をもらわない共産党だから、大企業に忖度(そんたく)なく改革できる」と訴えました。
絵本を買いに来て演説を聞いた女性(75)は「年金が下がっているのに、物価が上がって生活が大変。消費税減税の訴えはその通り」と話しました。
2022年6月24日(金) しんぶん赤旗
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