日本共産党千葉県委員会は12月24日、日米のオスプレイの運用や訓練の中止と配備撤回を岸信夫防衛相に要請しました。川副邦明県副委員長、さいとう和子参院千葉選挙区候補、丸山慎一県議予定候補(船橋市)、みわ由美県議、県内市議らが参加し、田村智子参院議員が同席しました。
陸自オスプレイについて、訓練実施や飛行ルートの事前公表、住宅地上空や早朝・夜間飛行の中止など、米軍オスプレイについては、1日の横田基地所属機の海自館山航空基地への緊急着陸(予防着陸)の原因究明と公表などを米軍に求めることを要請しました。
防衛省は「レーザー照射などで飛行を妨害される事態を防ぐため事前公表はしない」「予防着陸の原因についてまだ米軍からの回答がない」などと返答。
館山市に隣接する南房総市の安田美由貴市議は「緊急着陸時の揺れは震度4相当の体感で、住民はおびえている」と訴え。参加者は「住民を守るために、オスプレイ飛行コースの事前公表は当然だ」と指摘しました。
さいとう氏は「緊急着陸の原因が明らかにされない限り千葉県上空の飛行中止を求めるべきだ」、田村氏は「米軍の回答待ちの姿勢でなく積極的に情報収集し、国民に対する防衛省の責任を果たしてほしい」と強調しました。
2022年1月5日(水) しんぶん赤旗
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