鳥取県境港市と倉吉市で28日、日本共産党の田村智子副委員長・参院議員を迎えた演説会が開かれました。田村氏は、次の総選挙での政権交代に向け「菅政権を長引かせるわけにはいかない。政権交代こそ、命と暮らし、民主主義を守る確かな道だ」と述べ、野党共闘の勝利と大平よしのぶ前衆院議員・中国比例予定候補の議席奪還を呼びかけました。
衆院鳥取2区に挑む元衆院議員で立憲民主党県連副代表の湯原俊二氏が両会場であいさつし、「力を結集し、政権交代で政治を変えよう」と訴え。倉吉市では、無所属の由田隆県議があいさつし、元倉吉市長の長谷川稔氏はビデオメッセージで「共産党の躍進で連合政権のあけぼのを見よう」と述べました。
「市民連合とっとり」の呼びかけ人一同として連合西部地域協議会の中島ちから前議長、社民党県連の松本熙代表、新社会党県本部の山脇敏正委員長からメッセージが寄せられました。
田村氏はコロナ対策の7兆円の予備費の使い道を早急に示すよう国会で求めたとし「これが国民の総意。一刻も早い具体化を求めていこう」と訴え。「桜を見る会」前夜祭の問題では「1ミリも動かなかったのが100メートルぐらい動いた。共闘と民主主義の力だ」と力説した上で、「野党共闘がどう前に進むかが注目される時代。共産党に入り、ご一緒に新しい時代を切り開こう」と呼びかけました。
大平氏は核兵器禁止条約が来年1月に発効するとし「被爆地ヒロシマを抱える中国地方の共産党の責務として、被爆者の願い、世界の願いに応えて勝ち抜きたい」と決意表明。岡田まさかず衆院鳥取1区予定候補は「政治を変え、ケアに手厚い社会をつくろう」と訴えました。
2020年11月29日(日)しんぶん赤旗
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