日本共産党の田村智子政策委員長は23日、国会内の記者会見で、与党幹部が野党合同ヒアリングを批判したことについて問われて、「野党がヒアリングをする一番の理由は、国会が開かれていないからだ。野党の開会要求に応えない与党がこういう批判をするのは腹立たしい限りだ」と批判しました。
田村氏は、野党は通常国会の延長、閉会後には臨時国会の開会を求めてきたと指摘。「私たちは、官僚に答弁してほしいのではなく、首相、官房長官、担当大臣と、国会の場で議論しようと求めている。それをこれだけ遅らせ、“官僚いじめ”というのは、あまりにひどい言いぶりだ」と語りました。
また、田村氏は、日本学術会議の会員任命拒否をめぐる野党合同ヒアリングについて、学術会議元会長の大西隆氏や広渡清吾氏が何度も出席したことに触れて、「学術会議の歴史と実情が本当によくわかった。高く評価している」と述べました。
2020年10月24日(土) しんぶん赤旗
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