日本共産党の田村智子副委員長・参院議員は１８日、京都市・四条烏丸と神戸市元町・大丸前を駆け巡り、党衆院近畿ブロック比例代表予定候補の、こくた恵二（京都１区重複）、宮本たけし（大阪５区重複）、清水ただし（大阪４区重複）、こむら潤（兵庫８区重複）の４氏と一緒に「安倍政治を受け継ぐ政権を倒し、市民と野党の共闘で新しい政治をつくりましょう」と訴えました。

　田村氏は「コロナ禍で多くの国民が苦しんでいる今こそ政治の転換が必要です」と述べ、「自助」をスローガンに国民に自己責任を押し付ける菅政権を批判。「『公助』で暮らしを支える政治に立て直しましょう」と力説しました。

　安倍自公政権がコロナ禍による減収補填（ほてん）に背を向ける中、野党が協力して政策提言を繰り返し、各種給付金を実現したことを紹介。「共産党は市民と野党の共闘を前に進めるため努力しています。迎え撃つ総選挙で、ぶれることなく安倍政権と対決してきた共産党を大きくしてください。一緒に世直しをしましょう」と訴えました。

　こくた氏は「野党共闘の要となる共産党を伸ばしてください」と力説。宮本氏は「少人数学級と学費無償化へ希望ある新しい政治を」と述べました。清水氏は「消費税引き下げを実現へ、企業・団体献金も政党助成金も受け取らない共産党を大きく」と強調。こむら氏は「芸術・文化を大切にする国にしたい。近畿で共産党の女性衆院議員を誕生させてください」と語りました。

　京都では学費値下げ無償化をめざす運動にとりくむ立命館大学の学生も訴えました。

2020年9月19日（土）しんぶん赤旗より