活動報告

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科学的知見に基づいて 田村政策委員長、コロナ対応めぐり BS朝日番組

 

 日本共産党の田村智子政策委員長は5日放送(3日収録)のBS朝日番組「激論!クロスファイア」に出演し、東京で連日100人を超える感染者が出ている新型コロナウイルスへの対応などについて各党議員らと議論しました。


 感染拡大の現状と政府の対応について、田村氏は、専門家会議の突然の廃止など、医療や公衆衛生の科学的知見を軽んじる姿勢を批判。「今の状況を誰が科学的に分析し助言するのかも分からない現状になっている。安倍首相が出てきてきちんと説明すべきだ」と述べ、情報公開と専門家の分析に基づいた対応を求めました。

 立憲民主党の長妻昭代表代行は、業種や地域などで限定的な自粛要請も含めた早急な対応を要求しました。

 専門家会議を廃止した理由を問われた自民党の平沢勝栄広報本部長は、医学的見地から経済活動に「ブレーキだけをかけるのが専門家会議」「アクセルも必要」などと発言。田村氏は「分からないことも多いウイルスであり、医学的見地で助言する機関は必要だ。それをうけて政策を考えるのが政府の役割だ」と批判しました。

 また、PCR検査について「医療や介護の施設、学校など政府として戦略をもって積極的な検査をやるべきだ」と要求。長妻氏も医療や介護施設の希望者への検査などを求めました。

 河井克行前法相と妻の案里参院議員が大規模な選挙買収容疑で逮捕されるなど、安倍政権の数々の不祥事も議論に。

 田村氏は、現職議員が「安倍首相から」と言って自ら現金を配るというのは「前代未聞の事件だ」と指摘。自民党本部から河井氏側に1億5千万円もの資金が渡る前後には、安倍首相と個別面談を繰り返しており、「安倍首相がどう関わっているのか。すぐにでも予算委員会の閉会中審査を開き国会に出てきて説明すべきだ」と求めました。

 平沢氏は自民党総務会でも「党員を増やすどころか今いる党員だって逃げていく」との声が出たと語り、「きちんと説明する責任はある」と述べました。

2020年7月6日(月)しんぶん赤旗より


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