大阪府羽曳野(はびきの)市の「公正・民主的な羽曳野市政をつくる会」は27日、日本共産党の田村智子副委員長・参院議員を迎えて、羽曳野市長選(7月5日告示、12日投票)に立候補を表明している嶋田たかし氏(72)=無所属新、日本共産党、新社会党府本部推薦=の勝利に向けた市民決起集会を市内で開きました。
嶋田市長予定候補は、競争をあおり、自己責任を押し付ける政治を批判。個個人の人格を尊重し差別のない共生社会、女性が活躍する社会の実現をめざすと主張。保健所・医療機関体制やPCR検査体制の強化、少人数学級の拡大、学校給食の無償化、国保料の引き下げなどの政策を示し、暮らしを支え、いのちを守る、希望あふれる羽曳野市政実現へ、最後まで全力で奮闘する決意を表明しました。
田村氏は、緊急事態宣言のもと、一番苦しい時に給付金さえ届かないなど、安倍政権の対応を厳しく批判。「野党が市民の声に耳を傾けて、くらしと生業(なりわい)を、いのちを守る提案を怒濤(どとう)のように行ったことで、周回遅れだがさまざまな支援策を実現させていった」と、国会情勢を具体的に紹介しました。
「くらし、医療に目を向けて、市民のくらしを支えるために政治があるということを大本から問い直す時です。自民党政治も、暮らしに関わる公務を切り捨ててきた維新政治も終わらせましょう。温かい連帯で新しい政治を嶋田さんといっしょに広げていきましょう」と強調しました。
2020年6月28日(日)しんぶん赤旗より
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