新型コロナウイルス対策で、政府と与野党が意見や要望を交換する「連絡協議会」の初会合が19日、国会内で開かれ、政府から西村明宏内閣官房副長官、与野党の政策責任者らが出席しました。
協議会で野党各党は、感染を防止し、国民の命と暮らしを守るための緊急対策を求めました。日本共産党の田村智子政策委員長は、日本共産党が政府に提起した「緊急経済提言」と各野党の要求は重なっていると述べたうえで、保険適用になってもPCR検査の件数が増えていない理由や、マスクの配布実態についてただし、「どのような手だてをとるのか、次回必ず説明をしてほしい」と求めました。
協議会は、週1、2回程度開催し、新型コロナウイルス感染症が収束の方向にむかうまで続けることで合意。政府の対策を報告し、野党側の要望を伝え、それに対する回答を受ける形で進めていくことを確認しました。
自民党、公明党からは政調会長代理、日本共産党、立憲民主党、国民民主党、日本維新の会、社民党、社会保障を立て直す国民会議からは政調会長・政策委員長が出席しました。
2020年3月20日(金)しんぶん赤旗より
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