日本共産党の田村智子政策委員長は6日、国会内で会見し、安倍政権が打ち出した中韓両国からの入国制限について「専門家からの意見を受けないまま、いきなりの発表だった」と批判しました。中韓からの入国規制では入国者に、指定場所で2週間待機し、公共交通機関を利用しないよう要請するとしています。
田村氏は、この措置に対し、韓国から“遺憾”の声も上がっていると指摘。「水際対策をさらに強化することが、求められている時なのかどうか。私たちは、一つひとつの重要な政策を採るときには、何よりも専門家の意見をきちんと聞いて、科学的根拠に基づいてやるべきだと求め続けている。この指摘を受け止めてもらえないのかと驚いている」と強調しました。さらに「水際対策から、新たなフェーズ(局面)に入ったという意見もある。今回の判断がどうだったのか問われる」と述べました。
2020年3月7日(土)しんぶん赤旗より
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