(写真)「桜を見る会」追及本部のヒアリング=17日、国会内
野党「桜を見る会」追及本部のヒアリングが17日、国会内で行われました。同日の衆院内閣委員会の理事会で野党側の質問に誠意ある回答をせず調査すら拒否した内閣府に対し、野党議員らは「国会や委員会を冒涜(ぼうとく)している」と強く抗議しました。
立憲民主党などの野党共同会派の今井雅人衆院議員は、招待状の区分番号「60」が総理枠であるかどうかを「今年の担当者に聞いてください」と理事会の場で求めたのに対し、内閣府側が“担当者に聞いてわざわざ記憶を呼び起こすのはいかがなものか”と回答したと批判しました。
日本共産党の田村智子参院議員は「内閣委員会の理事会の場で『60』の意味を改めて問うている。それに対し調査を拒否されるというのは、国会の存在を否定するに等しい」と抗議。「立法府への冒涜だ」などの声があがりました。
内閣府が電子データの廃棄の記録(ログ)についても調べないと述べ、文書での回答も拒否したことに対し、「都合のいいものは聞き、都合の悪いものは聞かない。ログも出さない。全てそうなっている」「調べるなと言われているのか」と追及。それぞれの課題について改めて調査し回答するよう求めました。
2019年12月18日(水)しんぶん赤旗より
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