日本共産党の田村智子副委員長・参院議員は25日、埼玉県所沢市で開かれた党演説会で、統一地方選の勝利とともに、参院選では梅村さえこ予定候補を含む比例7予定候補の全員当選、改選数が1増の4となった埼玉選挙区での伊藤岳予定候補の勝利を訴えました。
田村氏は、共産党は市民とともに、子ども医療費無料制度の年齢拡大や国民健康保険税の引き下げなどの要求運動に取り組み、建設的な提案で政治を動かしてきたと強調。「私たちがめざすのは、多数の力で政治を変えることです。みんなの力で安倍政権を倒し、希望が持てる新しい政治を実現しましょう」と呼びかけました。
梅村予定候補は、消費税増税ストップへの決意を語り「企業のもうけばかりを優先するような政権を倒し、国民のためにお金を使う政治をつくりたい。そのために、参院選で頑張ります」と訴えました。
伊藤予定候補、やぎした礼子県議も決意表明しました。
演説会のお知らせポスターを見て、初めて参加した男性(50)=所沢市=は「共産党がどういうことをしゃべるのか気になって参加したが、国保の話などわかりやすかった。国保税はこれ以上高くなったら困る。自分でもよく調べて、来年の選挙でどこに投票するか決めたい」と話しました。
2018年11月27日(火)しんぶん赤旗より
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