活動報告

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安倍内閣退陣へ 6野党結束 合同院内集会 書記局長・幹事長が決意

日本共産党、立憲民主党、民進党、希望の党、自由党、社民党の6野党は20日、「隠ぺい、改ざん、ねつ造、圧力、セクハラ、文民統制崩壊 安倍政権退陣へ 合同院内集会」を国会内で行いました。各党の書記局長・幹事長らは、国会審議の前提が壊された異常事態の責任は全て政府・与党にあるとし、「野党が結束し安倍内閣総辞職に追い込もう」と決意を固めあいました。

(小池書記局長のあいさつ) (各党のあいさつ)



(写真)安倍政権退陣へ「がんばろう」と声を上げる野党議員=20日、国会内

 

 

 

 

 

立民・福山哲郎幹事長は、麻生太郎財務相の辞任や柳瀬唯夫・元首相秘書官の証人喚問など、野党が要求する4項目に「ゼロ回答」の与党を批判し、「国民、国会への愚弄(ぐろう)に怒りを禁じえない。事実を明らかにする証人喚問を拒否するのは理解できない」「6野党一致結束してたたかおう」と呼びかけました。

 日本共産党の小池晃書記局長は、福田淳一財務事務次官がセクハラを事実と認めず居直り、財務省が被害者に名乗り出るよう迫る異常な対応をしていると怒りを込めて告発。「麻生氏の任命・監督責任は極めて重大。事実関係を認め、被害者に謝罪し、潔く辞任すべきだ」と断じました。

 加計疑惑でも、柳瀬氏が愛媛県側と面会していたことを示す内閣府から文部科学省へのメールが新たに発覚したことに言及。疑惑の渦中にいる柳瀬氏、安倍晋三首相の妻・昭恵氏らが訪米したことを「国会と国民への愚弄」と批判し、「安倍首相は『うみを出し切る』というが、それなら安倍内閣退陣しかない」と訴えました。

 各党は「歴代で最も不道徳なのが安倍内閣だ」(自由・森ゆうこ幹事長代理)、「一致結束し安倍政権退陣までたたかおう」(民進・増子輝彦幹事長)、「国民のためのたたかいだ」(希望・泉健太国対委員長)、「真実を語り人権を守ろうと立ち上がった人たちを守る」(社民・吉川元幹事長)と力を込めました。

 また立民・尾辻かな子衆院議員が「セクハラで泣き寝入りする社会を許さない」と訴え、6野党議員は被害者に連帯し「#Me Too(私も)」と書かれた赤いカードを掲げて抗議の意を表明。最後に日本共産党の田村智子副委員長・参院議員の音頭で、「史上最低最悪の安倍内閣は退陣を」と気勢をあげました。

2018年4月21日(土)しんぶん赤旗より


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