日本共産党の志位和夫委員長、小池晃書記局長、田村智子副委員長・青年・学生委員会責任者ら党三役は10日、日本共産党本部で、日本民主青年同盟(民青)の小山農(みのる)委員長ら中央常任委員と懇談し、12月に行われる民青第41回全国大会の成功にむけて力を合わせることを確認しました。
総選挙結果にかかわって、志位氏は、総選挙での支援に感謝を表明。「選挙結果は、共産党の議席は後退で残念ですが、市民と野党の共闘の勢力は倍になった」として、「未来につながる結果であり、次は前進、躍進したい」と語りました。
小山氏は、「総選挙を通じて、青年が自民党政治や安倍政権ではない、新しい政治を模索していることがわかった」と語りました。
参加した民青の常任委員が各地の経験を報告しました。
「共産党候補者のツイッターを見た女性が、宣伝に参加して加盟した。その後の宣伝にも参加し、自らマイクを握って訴えた」
「同盟員が政治のことを学び、今回、初めて選挙に取り組んだ。ブラックバイトで腰を痛めたことをおかしいといっていいんだとわかり、『一緒に変えてくれるのは共産党』と運動した」「同盟員がラインを活用して対話し、友人も訴えを拡散して、1000人以上と対話になった」
また、班会議などでの綱領セミナーなどの学習が、青年の政治を変える力を引き出していることが語られました。
小山氏は、「共産党の政策は青年と、とてもかみあう。ただ、生活の苦しさと政治が結びついてないのではないか。青年の生活実感や実態をふまえて、政治を語っていきたい」とのべました。
そのうえで民青全国大会にむけて、小山氏は、「今後1カ月で、年間の拡大目標1500人をなんとしても突破するために、力を貸してほしい」と要請しました。
志位氏は、「民青の全国大会の成功にむけて、党と民青が各都道府県で懇談し、目標をやりきるように努力したい。力をあわせて、大成功させましょう」と語りました。
2017年11月11日(土)しんぶん赤旗