日本共産党の田村智子副委員長は18日、松山市の一番町大街道(おおかいどう)口で演説し、大激戦、大接戦の四国比例で白川よう子比例候補を押し上げ、憲法と暮らしを守る党の議席を取り戻そうと呼びかけました。
石本憲一1区候補、22日投票の愛媛県議補選をたたかう無所属の武井たか子候補も訴え。女子学生がビラを受け取りに来るなど注目を集めました。
田村氏は「選挙が始まっても安倍首相は愛媛に来ない。(同県今治市が地元の)加計疑惑を『丁寧に説明する』と言うのなら、真っ先に愛媛に来るべきだ。こんな首相には居座り続けさせられない」と批判。「徹底究明をやらせてほしい。比例は日本共産党と書いて、安倍首相の説明に納得していないという声を突き付けよう」と呼びかけました。その上で「市民と野党の共闘こそ安倍政権が恐れる力です。比例では立場の違いを超え、安倍政権を倒す力として日本共産党に支持をお寄せ下さい」と訴えました。
演説を聞いた女性(58)は「初めて共産党の選挙のお手伝いをしています。憲法9条を変えて戦争するのは絶対にだめです。共産党を広げたい」。男性(69)は「市民とともに野党共闘の要として頑張ってきた共産党に前進してほしい」と期待を寄せました。
2017年10月19日(木)しんぶん赤旗
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