日本共産党の田村智子副委員長は4日夜、インターネット番組「アベマプライム」に出演し、総選挙政策や党の目指す未来社会、自衛隊や天皇の制度をどう見るかなどについて語りました。
番組は、党の重点政策10本柱を紹介。安保法制=戦争法、秘密保護法、「共謀罪」法の廃止について、小松靖キャスターが「一度(国会で)決まったものをひっくり返すのも民主主義にもとるのでは」との問いに田村氏は、そもそも3法は選挙公約でも語られないまま、国会の数の力で強行採決で進められたものだと指摘。野党が提出した廃止法案で元に戻すことが民主主義だと述べ、「おかしなことが分かったときには立ち止まることが必要だが、安倍政権はそれができてない」と批判しました。
「共産党を徹底解剖!」と銘打って「本当に共産主義を目指すのか」との質問に田村氏は、民主主義が開花し資本主義を乗り越えた先にあるものが社会主義・共産主義だと説明。「日本の現状に合わせて、直面する問題を乗り越えていく、その先に未来社会が開けるというのが党の綱領」だと紹介しました。
コメンテーターの堀潤氏が「各地域で取材していたとき、地元の共産党の市議さんはむちゃくちゃ地元のことをよく知っている。個人と個人の生活状況を聞き取ってどういう政策を打つかということを草の根でやっている」と共感を寄せました。
2017年10月6日(金)しんぶん赤旗
| 働き方・学費・奨学金… 元気に一緒に選挙を 民青と田村共産党副委員長懇談消費税に頼らず財源確保格差・貧困是正を BS番組で田村副委員長が主張