津波で全壊し、昨年9月に再建した石巻魚市場では、須能邦雄社長が放射能測定器などの設備を案内し、水揚げが震災前の85%まで回復したものの、水産業の人手不足が続いている状況を説明し、「整備中の振興センターでは子どもたちとの交流や食育に力を入れたい」と話しました。
市との意見交換には、菅原秀幸副市長と各担当部長が参加し、復興事業の進捗(しんちょく)状況や、再建意向がわからない875世帯への対応など被災者支援の課題とともに、女川(おながわ)原発災害時の避難計画について広域避難先が27市町になることなどから、策定が遅れているとしました。
小池氏は「国が果たすべき課題は山積している。被災地の声を取り上げたい」と国への要望を聞きました。
石巻市では、仮設退去後のコミュニティー支援で町内会やNPOなどと協力した事業に取り組んでおり、担当者は「コミュニティーづくりは長期間かかると思うので、そういうところに支援してもらえるとありがたい」と要望しました。
小池氏らは、過疎化が懸念されている牡鹿半島で、カキ養殖や防潮堤について住民の話を聞き、牡鹿総合支所と懇談しました。
2016年2月2日(火) 赤旗
| 戦争法をなくしたい!オール市民の会 東京・吉祥寺で 初189人参加 1時間で646人署名行動 広げよう2000万署名子ども医療費 国は無料化を 全国ネットが迫る 田村智子・吉良よし子氏同席