日本共産党 田村智子
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【06.08.31】八丈島に行ってきました

八丈町

伊豆七島は東京都、島にも行きたい!と、思い続けてきました。その第一歩は八丈島。
「いいな」という息子に、「次は家族で行こうね。おかっちゃんがまず見てくるから」と告げて出発したのが、30日の朝。

飛行時間1時間足らず。でも、空港の混み具合や気流の関係で、遅れるのは日常茶飯時だとか。そういうこともあってか、島の時間はアバウト。分刻みの交通に左右されている都会とは別世界です。

菊池むつお町議といっしょに、町民の方々をたずねてお話を聞きました。
島の主要産業の切花や切葉、これも輸入物の押されているとのこと。
島特有の強風のなかで育っているから、品質では最高のもの、と菊池町議。

クチジロという鯛の一種のはく製や魚拓が飾られる釣り船のお店。
温暖化で潮流が変わり、漁業も釣りも打撃を受けているとのこと。
大きな魚の姿に圧倒されながら、遠い話ではない環境問題に考えさせられました。

島の南北には標高700、800という山。坂も多い地形です。
移動手段は車やバス。
これからお年寄りの方々が、どんな生活を送ることになるのか、どういう支援が必要になるのかという課題もみえてきました。

こういう課題はあるのですが、島全体の雰囲気はあったかくて、困っている人がいたら助けるのは当たり前で、お年寄りの皆さんも畑に出て元気に働いていて、退職した方は、ゆっくりとした時間を過ごしていて、「人間らしい生活」の根本をみるようでした。

在宅であれば鍵はかかっていないのが当たり前。
玄関をあけて、「**おじ、おじゃってか?」と玄関で声をかける菊池町議。
遠い親戚も大勢の町。人の顔が見える町。大切にしたいですね。

ハイビスカスの街路樹が続く道を走り続けた2日間。
お土産にいただいた「ねり」(オクラですが、やわらかくて大きい!)、明日葉をかかえて飛行機にのりこみました。