日本共産党 田村智子
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【06.07.27】青梅市で「女性のつどい」

青梅市

茶畑や山の緑を目にしながらの青梅市までの道中。
町のすぐ向こうに小さな山がみえる風景は、故郷の小諸市を思い出させます。

会場で参加された方、一人ひとりと握手をしていると、「会場がわからなくて、一度家に帰りかけて、電話で(主催した党西多摩・青梅地区委員会に)問い合わせて、もう一度きたんですよ」と話し掛けてくださる方も。
うれしい限りです。

私の歩みと、今の政治と、私たちが目指す社会、ざっくばらんに30分お話しました。
その後の一時間、「みなさんからもお話を」とのよびかけに、介護、子育て、少子化など熱心なお話が次々に。

介護保険のへルパー事業を運営するNさんは怒りの告発。
介護保険法の改悪で、保険内でのヘルパー利用が制限される方が大勢います。
「失語症の利用者さんは、大根というのに自分の脚を、ワカメというのに髪を示してヘルパーに伝えている。対話をするだけでも時間がかかるのに、今までの利用時間を半分にされたらどうなるのか」

戦争中の体験を話されたIさん。16歳の女学生時代、呉市の海軍工廠に徴用されたと言います。初日の身体検査で「何も言うな。前の人のやる通りにやりなさい」と言われ下着をおろさせられた、その屈辱と恐怖がどれだけのものだったか!
「ものを言うな」というのが戦争への第1歩と、静かに語られました。

3人の子どものお母さんは「お金が大変」「母親だけががんばる子育ては限界。父親がなぜ子育てに参加できないのか」と力強く訴えました。

みなさんと怒りを共有し、希望を語り合った2時間。
未来をいっしょに切り拓こうと誓い合う「つどい」となりました。