日本共産党 田村智子
コラム

【07.02.21】日暮里駅のバリアフリーを視察

日暮里駅のバリアフリーを視察

荒川区日暮里駅周辺は、東京都のなかではもっとも早くバリアフリーの基本構想をもった地域(2002年3月)です。
秘書時代、交通バリアフリーの問題を調べる中で、荒川区の取り組みを知りました。

基本構想をつくるにあたって、利用者(とくに高齢者、障害者)が参加する協議会がもたれ、障害者の方と行政担当者が地域を調査したことなどが、国土交通省のHPでも紹介されていました。
このとりくみは、私もとても注目していて、他の地域の地方議員の方々にも何度か紹介したことがありました。

この動きをつくるきっかけは、党区議団が区議会で積極的に提案を繰り返したことです。
今日は、バリアフリー化が完成間近となったJR日暮里駅を、小島和男区議、緒方靖夫参院議員、地域の党支部のみなさんとともに視察しました。

京成線、日暮里・舎人線の乗り継ぎ駅でもあるため、すべてのバリアフリー化はかなりおおがかりな工事となっていました。
エレベーターだけでなく、上り下りのエスカレーター、誰でも利用できるトイレなど、他の駅にも広げたい施設が、4月にも完成とのこと。

京成線は空港とのアクセス路線。
大きな荷物の方が何人もエレベーターを利用していました。

せっかくエレベーターをつけても利用しにくい駅が実際にあるだけに、当事者とともに調査・協議を繰り返した実績は、本当に重要だと思います。
2010年完成が義務付けられている交通バリアフリー。
利用者とともに施設改善をすすめてほしいと強く望みます。

我が家の「みのむし」。まだ中で眠っているのでしょうか。
葉が生い茂るコートダジュール(紫紺野ボタンの種類)についたので、駆除せず見守ってきました。